ホンマシカ

昔諦めた詩をかいてみることにしました。

冒険を終わりにしない

途方のない旅だと思ってたろう

本当は終着駅なんてないと

いつ気づいてしまったのか

 

冒険はしないことさ

何かを知ってしまうと忘れてしまうのは

きっと悲しいことだ

 

飾り立てた自分が正しいことを

いつも言い聞かせていたよ

光の中に答えがあると

信じていたほうがマシだった

 

駆け抜けてく

眩いだけの君の何かが

追いかけていく

何もないだけの僕が

いつもの冒険を背にして

 

旅なんていつかは終わると思ってたろう

終わらせるのはいつも僕だ

なんて知ったふうにして

 

冒険はしないことさ

君のそばにあることを知らないだけで

すぐそこにあるんだ

 

飾り立てた自分が正しいことを

君に知って欲しかったよ

光の中に答えがあると

信じていたから僕がある

 

追い越していく

眩いだけの僕の何かが

辿りついていく

君の背中を無視しないで

いつもの冒険を前にして